あの子に貞操帯
8 限界肛門絶頂
8 限界肛門絶頂
翌日もまたエクササイズ&プール。
ところがゆきのの様子がおかしい。
もうまるで動作がドロッとしてて、元気が無い。
元気が無い割に顔が火照ってツヤッとしている。
「どうした? 様子がヘンだぞ」
「はふっ…… あたし、しゅぎょうがたんらい……」
「修業って、まさか……」
「フゥ…… へへっ、でも自力で抜き差し出来るようになったんだよ? 褒めて」
「すごいすごい。 けど…… あんまり無理すんなよ?」
「うん…… 大丈夫…… でね、今日はいよいよ一番太いのに挑戦!」
「おいおい、早すぎねえか?」
「だって、お尻を『くぱっ』って開くコツがわかったら、2.5cmなんてもうユルいよ?」
「シェーーーッ!! ゆきの凄すぎ。 だけど、俺がチェックして無理そうだったら、やんないからな」
「わかった」
プールを早々に引き上げて、例の部屋へ行った。
ゆきのは大きな紙袋を抱えている。
「なんだその荷物」
「ん? タオルだよ。帰りにシャワー使うかもしれないからって、ちゃんとお父さんには言ってあるから、部屋にタオルが増えても怪しまれないよ」
「それならいいか」
「あそこの部屋は全自動の洗濯乾燥機があるから、プールで使ったタオルとかも一緒に洗えばお父さんも怪しまないでしょ。洗濯物を持ち帰るのが面倒いのかなって思うと思う。それにあたしの下着を混ぜて洗っちゃえば、絶対お父さんいじらないから」
「あの部屋で俺の存在を匂わせなきゃいいんだな」
「少しくらい平気っしょ? むしろ何かないと怪しいよ。ガムの包み紙がゴミ箱に捨ててあるとか」
「そだな」
今日は家からビニールシートを持ってきた。
こんなもんも100均とかで買えるから便利だ。
さっそくゆきのは服を脱いだ。
昨日と同じビキニを着ているが、今日は蛍光オレンジだ。
「おまえ、同じデザインの水着の色違いって好きな」
「えへへへー、でも好きなカットのデザインの物って、後から同型の買おうとしても手に入らないんだよ? だから気に入ったらまとめて買っちゃうの。ネットだと安いしね」
「たしかにゆきのに合ってるよ。エロさも丸出しだし、そのビキニ。俺、一度でいいからそういうエロビキニ買うヤツ本人から理由を聞いてみたかったんだ。恥ずかしくねぇの?」
「エロビキニゆーな! えー? 理由? 買う時はやっぱり自分の中の露出癖っぽい部分が刺激されてるのかな? でも絶対普通に着てやるゥって思うから、カットにこだわるんだと思う。 これはヒワイ、これはセーフって。だからエロいとは思ってないよ。『過激カッコイイ』と思ってるかな。とっておきって感じ。友達とプール行くのには絶対着ない。やっぱカレシとかとなら、ね?」
「一応『カレシ』がここに居るんですけど」
「だから着てるじゃん。ばっかでーェ」
「あ、ああ……! そうだった」
俺は不意を突かれ、心臓の萌え神経をドクンと刺激され、激しく狼狽した。
からかうつもりが思い切り自爆だった。
「ああもう、いいから早く四つん這いになりなよ」
「はーい」
ゆきのはスルリとビキニの下を脱ぎ、シートの上に四つん這いになった。
尻にはプラグの尾栓が見えている。
「当然、中はきれいだからね」
「わかってるって。プラグ抜くぞ」
「あ、はいはい。 ウーーーン……」
「お、おい! ちょっと!」
ゆきのは俺がプラグに手をかける前に勝手にいきみはじめた。
すると、みるみるプラグが抜けてきて、ビニールシートの上にゴトリと落ちた。
「ああン」
「ちょ! 『ああン』じゃないぞー! あー驚いた!」
そう言っている俺の目の前で、ぽっかり開いたゆきのの淡いピンクの肛門がスルスルと閉じた。
「んふぅ〜…… 一晩の練習の割には効果出てるっしょ?」
「ちょwwwww! おまwwwwwwwwww!」
俺は目の前で生き物のようにぐぴゅぅと蠢いたゆきのの肛門が信じられず、しばらくその残像を追いかけるように茫然としていた。
「はやくぅ…… ごめん、プラグはあたしのバッグの中だった」
「お、おう……」
気を取り直して、買った中で一番太いプラグとローションの小瓶をゆきののバッグから取り出した。
自分の手を洗うついでに、ゆきのに今まで入っていたプラグとこれから入れるプラグを洗った。
今までゆきのの中に入っていたプラグは、ゆきのの体温が移っていて、驚くほど熱かった。
手の中で最大径2.5cmのプラグと最大径3.5cmのプラグを比べると、太さの差はたった1cmなのに大きさが圧倒的に違い、プラグそのものの重さも全然違う。
太さが3.5cmあるとふつうネットで見かけるような、くねるタイプのバイブやらディルドーとほとんど変わらなく見える。
つまりはそれが入るなら俺のモノも充分入るってことだ。
また、よくネットで見るように、人間の便はチソコと同じ太さくらいあるので、脱力した括約筋なら3.5cmのものは裂傷などを生じずに受け入れられる太さだということだ。
それを超えるとたちまち個人差が影響してきて、4cmでも問題無く入る人もいれば、訓練しないと裂ける人もいる。
訓練すればゲンコツ2個だって入るそうだが、俺たちにとって拡張は手段であって目的ではないので、そこまで拡げる必要は無い。
あくまでもゆきののアナル感覚を開発し、アナルプラグ付き貞操帯で、いっぱいいっぱいの状態のまま性器を封印するということを実現させたいのだ。
俺は最大径3.5cmくびれ部で2.5cmのアナルプラグを、その重さを再確認するようにグッと握り締めてバスルームを出た。
「遅いぃ〜〜」
「ごめんごめん。さっきやってた筋肉を緩めるのって、もう自由自在にできるのか?」
「うー、一応……」
「ちょっと緩めてみ?」
「ええ? ……うー。 こ、こう?」
ゆきのの肛門がぷわっと膨らみ、小さく口を開けた。
「す、すげぇな。 そのままにしてろよ、ローション入れるから」
「へぇえええ?! そのままなんて無理ぃ! これ気合要るのよォ! やるなら早くゥ!」
「よし」
俺は手早くローションを指に取り、その指をゆきのの肛門に突っ込んだ。
「ふぇえええええ!!」
情け無いフニャ語の叫び声を上げ、俺の指をキューーッとゆきのの肛門が締める。
「ちょっと! おい! いてててて」
「ぎゃー! ごめぇえん! いやだ! あたし締めてる!? えい! 緩め! えい! ひーーん! キタッ!!」
焦ると反射的に締めてしまうのだろう。
やっとコツを思い出して肛門を緩めた。
「あーびっくりした」
「言わないでぇ」
「それだけ自由自在なら一番太いのも楽勝だろうな」
「ひー、早くやってよぅ」
「はいはい」
俺は手に持ったアナルプラグにローションをたっぷり塗ると、ゆきのの尻にゆっくりと押し込んだ。
「ひ! あ〜〜〜〜!」
最初はどうしても緊張するらしく、やはり手応えが硬い。
肛門周囲ごとプラグ先端に巻き込まれて、広い範囲が陥没してゆく感じだ。
反動もものすごい。
無視して押し込むと、ゆきのはやっとコツを思い出したらしく、プラグが一瞬強く押し返されたかと思うと、突然、陥没した肛門周囲がパアアと拡がり、プラグの周囲をパクリと包み込む。
すると今までの不自然な抵抗感が消え、プラグの最大径部分までを一気に呑み込んだ。
「アアーーーッ!!」
すでに肛門内側の超敏感な粘膜を擦る快感が発生しているらしく、最大径を超える前なのにゆきのは上体をのけ反らせて快感に打ち震える。
もう少しなので更に押し込む。
ところが、微妙に通らない。
「ヒイッ! ヒイッ! そこッ! そこがアッ!! 通らな……無理ィィ!だってばァアアアァツッ!!」
プラグの周囲に、なんと肛門のふちの淡いピンクの部分が、それこそ大根に嵌められた輪ゴムのように、薄く伸び切った状態でまとわりついているのが見えるようになった。
すげえ!
肛門を最大限拡げて呑み込もうとしてるんだ!
薄く拡がった淡いピンクの輪ゴムがピクピクと波打つ。
こ、肛門が…… 異物を呑み込もうと藻掻いてるっ!
美しいゆきのの肛門と、その肛門がたった今置かれている凄惨な状況、そしてローションと愛液にまみれた人間の恥部が発する目をえぐるほどの強烈なエロ映像に、俺はまた理性が吹き飛びそうだった。
「押してぇッ!! 今ッ! 今押してぇぇッッ!!」
ゆきのの命令に近い悲痛な哀願の叫びに、俺は半ば思考停止したまま力任せにプラグを押し込んだ。
伸び切って光り輝くピンクの肉の環が、コンマ数mmの限界を乗り越えたとたん、無数の美しい輝く皺を帯びてしゅるしゅると縮まり、プラグを奥に呑み込んでゆく。
その間わずか1秒ほど。
すぐに美しい肛門は幅広い尾栓部分に隠れて見えなくなった。
「ハ!アヒィイイイイィーーーーーーーーッッ!!!」
喉を高速の呼気が渦を巻きながら抜けてゆくような、かすれた悲鳴を上げ、快感に全身を痙攣させる。
「ウッ! ウッ! ウッ! ウッ!」
焦点の合わない目でのたうちまわるゆきの。
長いこと出なかった便秘のウンコが、尻も裂けよと飛び出す瞬間の、あの肛門の限界を垣間見るパニック感に、ゆきのの脳は完全に支配され、しかもその刺激が排泄とは逆向きに体内へ入る方向に与えられたためにパニックが加速され、さらに肛門がくびれを咥え込んでしまったために排泄して楽になれないということが、パニックの狂乱にトドメを刺している。
「ウッ…… ウッ…… ウグッ…… ウ……」
オマソコから糸を引いて垂れる愛液を、ぶらぶら振り回すように体をくねらせ、係留された快感の内圧に耐えかねるように腰を振るゆきの。
「アオッ…… ンッ…… ンッ…… ンッ……」
肛門が張り詰めて、にっちもさっちもいかない様子がビンビン伝わってくる。
「すぐに出すんだ」
俺はパニックになっているゆきのに敢えて厳しい命令を出す。
「ひいいっ! やっと入ったのに! そんなの無理ぃ!」
「がんばって出すんだ」
「はいいぃ…… きいいいいっ! ぎいいいいいい! うーーーーアッ!」
ゆきのは半べそかきながらプラグを排泄しようとする。
数回いきんだところでぷわっと尾栓が押し出されてきた。
俺はすぐに尾栓を手で掴んだ。
プラグは横から見ると矢じりのようなシルエットだから、挿入時は最大径までなだらかな斜面、抜く時はくびれ部分からいきなり最大径なのだ。
挿入より排泄の方が容易とはいえ、この構造はキツい。
だからこそ『栓』として機能するわけだが。
「そのまま思い切り出せ」
「ウーーーン…… キイイイイ!! 引っ掛かってるよぅ! 出ない! 出ない! キイイイイイイ!!」
りきみが効を奏して、プッと一瞬で筋肉の環を超え、粘液をほとばしらせながらプラグが飛び出て来た。
それを掴んだまま押し戻す。
「無茶ッ! 無茶ッ! 無茶よぅ! 入んないィィ! 裂けちゃう壊れちゃう死んぢゃうぅッッ!!」
それでもけなげに肛門を緩めるゆきの。
俺は大きく伸びた淡いピンクのリングを直視しながら、そこを最大径が通るように何度も何度も抜き差しする。
「うわーーッ! うわーーッ! キィィアアアアァァアアアアア!!」
あれだけキツかったプラグの最大径部分が、ギチギチとぎこちないながらも、肛門を自由に出入りする。
わかってる。
それがまるで眼球を直接指で何度も擦るような行為だってことを。
あるいは剥き出しのチソコを歯ブラシで何度も擦るような行為だってことを。
「いやああああああ! それ嫌あああああ! やめつ! らめっ! とぶッ! おちるッ! こころがッ! 堕ちッ! ふああああああ! ゆるしてええええ〜〜〜いくいくいくいくいく アーーーッ!! イグゥウウゥゥーーーーーー!!!」
普段のゆきのからは想像もできない濁った悲鳴を喉奥から絞り出して、クリトリスをいじりもしないのに果てた。
ビニールシートにベッタリと突っ伏し、染み出すようにオシッコを漏らしていた。
俺は最後のストロークでアナルプラグをゆきのの肛門にぷちゅりと押し込むと、そっと尾栓から手を離した。
ゆきのはしばらくグッタリして動かなかったが、やがて軽いいびきが聞こえてきた。
かぜを引くといけないので、俺はゆきのを起こした。
「おい……、おい……、ゆきの、ゆきのってば」
「んーーあ…… キャッ! あぁ……」
「寝たら風邪ひくぞ」
「ん……」
ゆきのはのっそり起き上がった。
「ほら、タオル」
「ああ、ありがと」
快感で疲弊し切った様子でタオルを受け取り、体を拭いてからビニールシートを持ってバスルームへ入った。
シャワーを終えると、拭き上げたビニールシートを畳んで自分のバッグに入れた。
「あ、それ俺が持って帰るから、いいぜ」
「あたしの荷物に入れておけば、お父さん絶対見ないから。この荷物ここに置いておくの」
「そうか、なら頼む」
ゆきのが服を着たあと、俺達は部屋を始末してマンションを出た。
「あ、そうだ! ただしクン何もしなかったね! あたしだけ満足しちゃって……ごめん」
「いや、いいって。今日はなんか、目に焼きついた光景だけでお腹いっぱいってカンジで」
「やああぁ……! 思い出すの禁止ィ」
「で、どうなんだ? 昨日より平気っぽいけど」
「うう…… 新たな発見が……」
「何だよ」
「ユルい栓の方はお尻が気になって不快ぃ…… でも太い栓は別な充満感があって不快キモチイ」
「なんだ『不快キモチイ』って」
「うんちしたい時の焦りがきもちいい感じ。細いものは抜けそうな焦りがあって、それは本当に不快なだけ。そういう責め方もあるのかもしれないけど」
「なるほどな」
「あうー、ダメだぁー、さっきの嵌まって取れない感じを思い出しちゃうー。エッチな気分になっちゃうよぅ」
「歩きながらはマズいだろ」
「うん…… でも何度も聞くけど、貞操帯が来たら、あたしずっとこの気分のまま、自分ではイジれないんでしょ?」
「そうだよ」
「はふぅ……! そのまま泳がされたりするの……?」
「それもいいよな」
「ハアアアアア……! やばっ……垂れてきちゃった」
「おまえなぁ……」
「だってえ、ずっとなりたかった存在なんだもん。貞操帯嵌められるのって。で、でもこんなに煽られると思ってなかったぁ! もう、ただしクンに相談したの失敗ぃ」
「ハハハ、そうかもな。でも俺だって、彼女ができたらイロイロやり放題だと思ってたのに、まだ口だけだし」
「あうぅー、申し訳ねぇ」
「アハハ、いいって。俺も今の状況の方が断然面白いからな」
挿入時の強烈な反応に比べて、昨日よりも事後の安定感が妙にいいことに俺は戸惑った。
ゆきのの話から想像すると、太いプラグの方が尻の中で落ち着いてイイということのようだ。
しかし発生する刺激は当然太い方が強いわけで、それが腸内でウソコの代りにウソコしたい信号を同時に発生させていて、なんだかそれも本人にはイイらしい。
また家の近くまで送って別れた。
家に戻るなりお袋が呼ぶ。
「雅氏(ただし)、『ぜーり』とか『ぜーれ』とかいうところから電話があったわよ。また掛けるって」
俺はブッと吹いた。
別にお袋はアニメなんて見ないから、偶然アニメに出てくる言葉に似ているだけで、何かの聞き間違いか、俺の友達の誰かのいたずらかだろう。
しかしわざわざ訳のわからない電話をしてくる理由のある友達なんていないけどな。
プール道具の片付けを終えて部屋でボーッとしてたら電話がかかってきた。
「さっきの方よー」
居間の電話に出る。
「もしもし?」
『あ、こちら成田の税関ですがー。 お荷物はー、あーこれはー、何ですかね?』
ゆきのじゃないけど俺は『ひいいいいっ!』と叫びそうになった。
全身汗びっしょりだ。
「あ……、ど……、え、えーと、どんな形してます?」
『んー、なんかこうー、大きな丸いカバンの留め金ーのようですなー。ベルトかなぁ?』
「あ、そ、それ、そうです。ドドドドイツ製のカバンの、オオオオオプションをネットで注文しました」
『はぁ、あーわかりましたー、あー、そうするっとですね、エー、関税がかかりますので』
「あ、ど、は、すすすすぐ払いに行きますっ! 成田ですかっ!?」
『アハハ、いやいや、えー、見たところ商品の代金や送料はお支払い済みのようですのでー、関税のみ着払いとなりますー』
「はぁ……」
『通常の着払い便のようにー、ですなー、お受け取りのときにぃ、関税分をー宅配業者にー、お支払い下さい』
「はぁ」
『すぐ発送しますのでぇー、えー、明日午前中にはぁー、届きますのでぇー、ご在宅ですか?』
「ご、ご在宅ですご在宅です」
『おいそがしーところ失礼しましたぁ』
「あ、ご、ご苦労さまです」
受話器を置いた。
ぶふー、緊張で死ぬ。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ついに来たぞ!
貞操帯が!
たまたまオーダーが空いてたのかもしれないが、「至急仕上げ」オプション支払って、その予定よりさらに早い。
俺は興奮を抑えつつゆきのの携帯に電話した。
「もしもし?」
『やほー』
「きたぜ」
『何が?』
「貞・操・帯!」
『……』
「……どうした?」
『……はふッ……はふッ…… 明日、スポーツクラブ休むゥ』
「それがいいかもな。例の部屋で待ち合わせでいいか?」
『いつ届くの?』
「明日の午前中だって」
『なら、あたしあそこで朝から勉強やってる』
「わかった。着いたら持ってすぐそっちへ向かうよ」
『うん……』
いよいよ、一人の女の子の人生が確実に変わる瞬間が訪れるのだ。
その夜、俺は興奮してなかなか寝つけなかった。