あの子に貞操帯
13 極太ディルドー
13 極太ディルドー
翌日は俺の方がゆきのにフェラを要求したくてたまらなかった。
マンションの部屋にも慣れたので、暑い公園で待ち合わせせず、ゆきのが先に部屋に行って待っているようになった。
―― ピンポーン ――
すぐにゆきのが扉を開ける。
「おはよー」
「おっす。すぐ行くだろ?」
「うん」
とてもあの録音のように乱れたとは思えない、ケロリとした日常のゆきの。
「ん? どうかした?」
「いや、なんでもない」
「へんなの」
揃ってジムに行き、ゆきのは貞操帯の形がスッパッツに浮き出てるのも気にせず、Tシャツにスパッツ姿でマシンでプレスしている。
「まだ全力では怖いね」
「無理すんな」
「うん」
軽めのメニューで終わりにし、更衣室に向かった。
俺が先に着替え終わって泳いでいると、ゆきのが来た。
「えへへ、プールサイドに出るために着替えただけ。泳ぐのはムリだよーん」
言われて見ればそうだった。
二人ともトレーニングというより、体調維持と貞操帯のチェックが毎日の主題になっているので、あまりハードにトレーニングする必要はない。
ゆきのはプールサイドで俺が泳いでるのを見ながらチェアでボーッとし、俺と一緒に早々に切り上げて部屋に戻った。
「今まで毎日のように会えたけど、来週からあたし家族で旅行だよ。ここまで駆け込みで慣れやら生理やらのことがチェックできてて良かったぁー」
「そうか、俺も家族の用事があるなぁ、それに福田たちとも色々約束してるし」
俺はゆきのが勝手に尻をいじっていることを咎めようか迷っていた。
ゆきのはあの録音の内容については自分からは一切口にしない。
ひょっとして、俺が何も言及しないので、録音に失敗したと思ってるのか?
「今日は俺の方がフェラしてもらいたい気分だから、頼めるか?」
「いいよー うふふ、ポイントが確実に溜まって嬉しいなぁ」
ゆきのは今ジャージの上下を着ていたが、そのままで床の上に跪いた。
「ん、いいよ」
俺はチソコを取り出し、ゆきのの口の前にポロンと差し出した。
「今日は任せてみて」
「いいぞ」
ゆきのは俺のモノをあむっと咥え、歯が当たらないように大きめの口で、喉の奥まで差し込んだ。
「ン”!!」
ちょっと入れすぎたらしく、いきなり涙目。
少し戻して、顔を前後に揺する。
ゆっくりと奥まで入れ、舌でチソコを支えながらズルーッと抜く。
この抜く時がきもちいい。
ゆきのがいきなり俺の腰を抱いたので俺はドキリとした。
腰というより、足から尻にかけて左右から手を添えた状態だ。
添えられた手の感触がきもちいい。
ゆきのは頭も少し傾けたりして、俺のモノを熱心にしゃぶる。
それでもやはり前後運動は苦手らしく、しばらくじゅっぽじゅっぽやったあとで口から抜いた。
「ごめん、顎、限界」
一言言い訳して、すぐに先っぽを浅くしゃぶり直す方法に変えた。
浅くしゃぶるのは随分上達したようで、俺はあっと言う間に快感のピークへ連れて行かれた。
細かい舌の動きでカリ周囲をチロチロと環状に刺激されると、さすがの俺も腰が浮く。
そこへ鈴口への舌先差し込み攻撃で、尿道内部まで舐め尽くされた気分になる。
あとは定型刺激の連続で腰が熱くなり、文字通りバキュームされて精液溜まりが陰圧になる超刺激でゴボリと射精してしまった。
ゆきのは俺の射精のリズムに合わせて、ゴクリ、ゴクリ、と精液を飲み下す。
もう俺専用のフェラ奴隷としては普通に役に立つレベルになったと実感した。
ちゅぱちゅぱと精液の残りをきれいに舐め取られると、俺のチソコはフェラ前よりきれいに磨かれたように思えた。
「うがいしていい?」
茫然とする俺にゆきのが聞き、俺が答えるより先に風呂場へ立った。
口を濯いで戻ってくる。
「やったぁ、これで4ポイント! あと1ポイントだあ!」
ゆきのはジャージの胸元からポイントカードを出して俺に差し出す。
俺も胸元からスタンプを取り出し、1つ押した。
「今日ってプラグ持ってるか?」
「ここに置きっぱなしだよ」
「プラグで一番太いやつ出して」
「いいよ」
ゆきのは小さいタンスの一番下の引き出しから小型のスーツケースを取り出し、自分のサイフに入れていた鍵で開けた。
そしてアナル拡張訓練のために買ったプラグのうち、最大径3.5cmの一番太いものを取り出し、残りを仕舞った。
「はいこれ。どうするの?」
「今入れて見る」
「ええっ!! そんなの無理だよ死んじゃうよ!」
「貞操帯なしの時、ちゃんと入ったじゃないか」
「そ、は、入るのは入ると思う…… でもオナニーできないからあたし狂うよぅ」
「これ最初に入れた時、クリにも触れずにイッたようになったじゃないか。上手くすると尻だけでイケるようになるかもしれないぞ?」
「そ、それは……」
一瞬、ゆきのの表情が安堵したようになり、直後にまた曇った。
「それは……すごいのかもしれないけど…… お尻だけでイクようになったら、あたしの…… あたしのオマソコって、どうなっちゃうの?」
「そうなったら、ゆきののオマソコ、もういらないだろ」
「ひいいっ!! オマソコもういらない?!!」
「一生オマソコ封印したまま、ケツマソコ奴隷として暮らすのもいいかもな。そうなったら貞操帯の鍵穴は潰して、永久貞操帯にしちまおうぜ」
「ひいいいいい! 永久貞操帯!!」
ゆきのの表情がドロンドロンに蕩けた。
「とにかくプラグ入れて見るから、下脱いで」
「ハッ! あ、わ、ちょっと待ってて」
ゆきのは急に真顔に戻り、風呂場へ駆け込んだ。
ジャージャーと水音がする。
生理の血を洗い流しているのだろう。
上ジャージのまま、下だけ貞操帯の裸で戻って来た。
「後ろは…… 朝きれいにして来たから……」
恥ずかしそうに言って床にビニールシートを敷き、四つん這いになった。
俺はゆきののもっちりと形良い尻を手で撫で回すとローションを手に取り、尻の割れ目に沿って走る黒くコーティングされた太いケーブルを横へ押しのけて、ゆきのの肛門にたっぷりと塗り込んだ。
「やあっ! はあッ! おっ、おてやわらかにお願い…… あんまりソノ気にさせないでよね…… 狂っちゃうから」
俺の指に敏感に反応してケツ穴をヒクヒクと収縮させる。
俺は指を抜き、最大径3.5cmのプラグを取り上げて、ローションをたっぷり塗った。
ケーブルを再び脇へ押しやるが、もうアソビの部分が無く、プラグの側面がかなりの強さでケーブルに当たる。
こりゃ、貞操帯を装着したままアナルを犯すのは無理かな。
だがゆきのの腰のベルトを少し引くと、もう少しだけ余裕ができた。
プラグの先端をクイッと菊の模様の中心に押し当てる。
「さぁ、もうやり方忘れてないか?」
「そうだった」
ゆきのは下腹部に力を入れる。
するとゆきのの肛門がモコモコと盛り上がるように開き始める。
そこですかさずプラグを押し込む。
「ウーーーーーーッ!!」
ゆきのの尻にみるみる玉の汗が浮く。
すごい緊張がビンビン伝わる。
さらに強く押す。
「アーーーーーーーッ!!」
ゆきのが絶叫すると、一瞬ピカッと閃光のようにピンクのリングが光り、それがしゅるしゅると縮むと同時に、プラグが一気にゆきのの尻の中に吸い込まれた。
尾栓が尻穴をぴったりと塞いだところで、俺はケーブルを中央へ戻した。
「はあぁぁん!!」
女の子の発する、この鼻にかかったせっぱつまった声が、どうしてこう男を興奮させるのか。
同じゆきのという人間の、普段の様子との激しいギャップに俺は戸惑うばかりだが、これこそがまたゆきのの魅力なのかもしれない。
ゆきのも含め快感を追及している時の女の子の様子の変化にただ驚く。
「前の時のように、もっと擦ってほしいか?」
「ふひっ…… はひっ…… お腹いっぱい。もうだめぇぇ……」
「OK。好きにしな」
「ふうぅ〜〜」
ゆきのは大きくため息をつくと、しばらく四つん這いのまま肩で息をしていたが、ゆっくりと立ち上がり、無言のまま、のそのそと歩いて風呂場に消えた。
しばらく色々な水音がしていたが、やがて静かになり、ゆきのが出てきた。
「あふっ…… 今のあたし、良く振った炭酸飲料のペットボトルみたい…… 今にも破裂しそう……」
一瞬青ざめ、ブルッと震える。
「あふっ…… なんか緩〜くだけど、イッてんの。こうしてるだけで。 いつかみたな大波は来ないけど、はあああんっ!会話の内容でも軽くイッちゃうよ!」
俺は思わぬプラグの効果に、今後のゆきののオプションについてなんとなく考えがまとまってきた。
ゆきのは乳首や尻の穴を勝手にいじることができるが、それをいじると自分の首を絞めてしまうので、これはこれで放置していていい。
ゆきのを快感漬けにするには、一番太いプラグを入れっぱなしにすればいい。
これはあとで鍵が掛かるようにしよう。
貞操帯用のディルドーはまだ試すに至っていないが、その太さだときっとのたうちまわるだろうから、ここでの快感漬けに使おう。
そして、おしおき用に2番目に太いプラグも鍵が掛かるようにしよう。
これで尻穴を塞いでロックすれば、ゆきのは自分でいじることすら出来なくなり、もどかしさに狂うだろう。
そして今入れているプラグは、慣れたらこのまま外へ連れ出そう。
緩くイク快感に浸ったまま街中を歩かせると、ゆきのはどんな反応をするだろう。
「どうして欲しい?」
「抱いて欲しい…… エッチするという意味でなくて……」
「そこの椅子でいいか?」
「うん…… 待って、着替えてくる」
ジャージ姿だったゆきのは、俺の目の前でジャージを脱ぎ、大振りなTシャツを着た。
次にいつものデニム地ホットパンツにを穿こうとして、ブルッと震えた。
「はふっ…… こんな状態のまま、普段着を着込むなんてスゴイ……」
ゆきのは着心地を噛み締めるようにゆっくりと穿き、ベルトを締めた。
「ああ、うそ…… あたし…… ゆるーくイッてるのに、全く普段の姿だ…… 本当のあたしが今どうなってるか、ただしクンしか知らないんだ……」
ここはワンルームマンションなので、ホテルのツインルームからベッドを1つ取った程度の広さしかない。
そこに1人用のソファーとでも言うような仕様の椅子が置いてある。
俺が先に椅子に座ると、そこへ普段着のゆきのが倒れるように腰を乗せてきた。
1.5人分ほどの広さを持つ座面に、俺が左へ詰めて座り、俺の右に空いたスペースに、腰を縦にして体を滑り込ませる。
俺が背もたれに大きく回した右腕の中に、ゆきのが肩を預けてきた。
正面を向いて座った俺の右に、斜めに寄り添うようにして俺に抱かれるゆきの。
目を閉じて体を預けるその安堵し切った表情を見ると、おれはチソコの発する欲望の渦よりも、脳の高次元な領域が発する愛しさの波に満たされ、心の底から幸せに感じた。俺の腕の中で、体をゆっくりとくねらせ、短い溜息を繰り返しながら、眉を八の字に寄せ、切なそうな表情を見せるゆきの。
時折、ブルッと震えるのは、本当に緩くイッているのか。
俺はこんな風に人を抱くまで、あまり他人の体温というものを意識したことが無かった。
人と直接触れるのは体育の授業の時くらいだ。
しかも相手が悪友とくれば、気色悪いとまでは思わないが、喜んで抱き合おうとも思わない。
しかし今俺の腕の中にある熱い肉の塊は何だ。
抱き締め、触り倒し、舐め回したくなる心地良さだ。
マシントレーニングしたあと泳いでいない今日のゆきのの髪の毛は、かすかな汗臭さを伴って湿っていた。
それを左手でかき上げ、産毛の輝く淡いピンクの耳たぶをそっと撫でた。
それまで眠ったように目を閉じていたゆきのは、カッと目を開け、俺を見た。
「あ!! やぁ! やめっ!」
すぐに目を閉じ、切なそうにしてブルブルと2回震えた。
「もう」
今度は睨むような細い目で俺をチロッと見る。
そしてまた目を閉じ、眠ったような顔になる。
15分ほど動きが無く、ゆきのは本当に眠ってしまったようだった。
俺はしびれた腕をゆきのの下から抜いて、椅子から立ち、ゆきのをまっすぐ座らせた。
これだけ貞操帯と関わっているのに、まだまだ興味が尽き無い俺は、妙なことを思いついた。
これはゆきのに直接言ってももちろんやらせてくれるとは思う。
しかしそれこそ覗き趣味のスリルのような不思議な悪戯気分に惹かれ、無断で実行してしまいたい。
それは、ゆきのの貞操帯をこのまま覗くこと。
安らかな寝息を立てているゆきのの、ホットパンツを穿いた足を少し開かせる。
デニム地のホットパンツはブルマのように裾が閉じているわけではないので、当然下着が覗ける隙間ができる。
そこから覗くと、下着代わりの赤い水着が見える。
普段見てはいけない物を直接目にする背徳感が少し後ろめたい。
同じ水着なのに、しかももっとキワドイ水着を普段平気で見ているのに、本人の承諾なしだとどうしてこんなにドキドキするんだろう。
水着の縁の、ゴムをかがってある部分が、やんわりと肌に食い込む様子がほのかなエッチさを醸し出す。
ゴクリと唾を飲み、指先を水着の縁に滑り込ませ、そっと持ち上げる。
肌に残った水着のラインが、俺の指が禁断の領域を犯していることを浮彫りにした。
水着をめくった下には薄いサポーターがあり、ナプキンの羽が折り曲げて貼り付けてあった。
サポーターの脇からは貞操帯の黒いゴムの縁が見え、本当に貞操帯を嵌められていることがわかる。
ナプキンを見てしまった時点で俺はちょっと罪悪感が強くなり、興味が満たされたことで良しとして、妙な覗き行為を中止した。
それから30分ほどゆきのは眠り続け、徐(おもむろ)に目を覚ました。
「う〜ん…… ん? ふぅ…… わあ! えーっと!」
「お前んちのマンションの椅子だぞ」
「あ、ああ…… そうだった…… う…… あ! あ〜〜!」
「尻か? 大丈夫か?」
「うひー、落ち着いちゃってるのがかえって怖い〜。 でも、すごいね。こんな風にだんだん慣れちゃうんだ……」
「気分はどうだ?」
「…… あのね……、エッチなままなんよ。 これ、ヤバいよ。 あたし、このお尻の栓、ロックされたら…… されたら!ああっ! やばっ! う! すぐにこんなになっちゃってどうしよう〜! ぜんぜん満足できないのに! ユルくイク……!」
ゆきのは突然上半身を起こして俺に抱きつき、プルプルと小刻みに震えた。
無造作に俺の上腕の肉を浅く掴んで握り締めるから、痛いのなんのって……
やがてスルリと力が抜け、ゆきのは椅子に掛け直した。
「あたしこれじゃ家に帰れないィ」
「すごい効果だな」
「慣れると多分もう少し動けるようになると思うけど…… 今は無理みたい」
「今日はもう抜けよ。その他のプラグ類も一度俺が持って帰る」
「どうするの?」
「鍵が掛かるように改造するのさ」
「ひいっ! あ! あ〜〜〜〜 今そゆコト言うの反則ゥ! もう抜く!」
ゆきのは勝手にトイレへ言って、うーとかあーとか言いながらポンと抜き、ザブザブとどこだかを洗って他のプラグと一緒に俺に渡した。
ゆきのがかなり消耗しているようだったので、今日はもう終りにしてマンションを出た。