あの子に貞操帯
14 アナル発狂
14 アナル発狂
翌日。
ゆきのは家族との予定があるとかで、ジムは午後からにしようということになった。
俺は早速午前中にDIYショップへ出かけてせっせと部品を調達し、プラグを全部鍵付きにした。
プラグの基底部を縦長になるように削り込み、無理に尻の谷間で広い面積を占有しないようにした。
こうしておくと、しばらく装着しっぱなしでも尻肉を無理に左右に押し拡げないので収まりがいいはず。
プラグは中空ではなかったので中まで削り込み、そこへU字の金具を2つ、U字のアーチが見通せるように平行に埋めてレジンで固めた。
この2つのU字金具の間に貞操帯の尻のワイヤーを通し、その上から小型の南京錠を掛ければOKだ。
最近は鞄のチャックを留めるために、小型で薄くてお洒落なデザインのものが沢山でているので、角が丸くて薄いものを用意した。
午後、ゆきのとマンションの部屋で会う。
「実はさぁ、さっきまで寝てたの。アハハ」
「家族で用事だったんじゃないのか?」
「置いていかれたのよ〜」
「よっぽど消耗したのかな。悪いな」
「ううん、気持ちよかったからいいんだけど」
「じゃぁプラグいっぱい改造したけど、これはまたこんどだな」
「ひ! ちちちみわ朝っぱらからナニを改造してるんですかッ」
「アハハハハ」
「でもマジな話ちょっとお休み欲しい」
「そうだな、これからずっと続けるわけだから」
「うん。旅行があるんで今日が旅行前最後なんだよね」
「えっ? そうなのか? 貞操帯、大丈夫か?」
「でね、実は…… 掃除も兼ねてね…… 今日あたり、5ポイント目が欲しいな〜 なんて。そして少しお休みもらうの」
俺はしばらく逡巡したが、ゆきのの言うことももっともだし、旅行前に一度清掃してやりたかったので丁度いいと思った。
ただ困らせるためにしてるのではないから、2人で楽しめないと意味が無い。
「ま、いいぜ」
「やったぁ! じゃぁ、早く上に行こう!」
「現金だなぁ」
ゆきのはさっさとTシャツ・スパッツになり、その上からジャージを着た。
俺もいつものウエアに着替えて、一緒に部屋を出た。
ゆきのはまだ生理が続いているらしく、今日は水着すら着ていない。
いつもよりさらに軽めの運動にして、シャワーも使わず、さっさと部屋へ引き揚げた。
二人とも体力温存しようとしているのがお互いなんとなくわかるのだが、お互いそのことを口にしないのがおかしい。
微妙にシリアスになってきた貞操帯の調教が、ゆきのの言いなりになってユルむのが嫌だったので、少しだけ手順に工夫を考えてみた。
「よし、洗浄してやるからシャワーいっしょに浴びようぜ」
「わあああ! 『いやっ!』って言えないことを見越して卑怯な言い様」
「嫌ならいいけど」
「わあああ! お願いします!」
「よろしい」
ゆきのと2人で裸になり、風呂場に入る。
「ねぇっ、ねぇっ! どうしてこんなにハズいの〜? 水着だって毎日のように見てるのにぃ〜」
俺は剥き出しのゆきのの貞操帯にももちろん反応していたが、むしろ今日は胸に反応していた。
「ただしクンのコチコチだぁ! 早速……」
「こら!」
俺はゆきのを制した。
「まず洗ってからだ」
俺が先に手早く体と髪を洗わせてもらい、次にゆきのが自分で洗える範囲を自分で全部洗った。
「そうそう、シャワーの効果、見て〜」
シャワーノズルをジェットに切り替え自慰防止板の内側めがけてドーッと当てる。
勢いが強いぶん、その反射も強烈で、浴室中に飛沫が散る。
「はふっ! あふっ! ん、こ、これで洗えてると思う……」
「お前、気持ちよくなってないか? シャワーオナニーは禁止だぞ」
「そんなんじゃないよ。この水流、弱くすると細すぎてオナニーできないし、強いとほんとに飛び上がるくらいなんで、洗う用途にしか使えないよ?」
「それならいいけど」
俺は風呂場に持ち込んだネックレスから鍵を外した。
まず、自慰防止板だけ解錠する。
「はあっ! 期待でヘンになりそう……」
久しぶりに見るゆきののマソコ。
まだ全貌ではなく、ビラビラとクリトリスだけだが。
興奮で開きかけているゆきののオマソコは、くつろぐ花びらをステンレスのスリットによって無理矢理狭く合わされ、その代わりとでもいうように上の合わせ目から真っ赤に光る木の芽を突出させていた。
「これ、自慰防止板に当らないのか?」
「時々当るよう…… でも普段は微妙に離れてるの。だからそれもたまんないのぉ……」
いよいよメインキーだ。
ヘソ下の南京錠をガシャッと解錠する。
保護カバーごと南京錠を外し、いよいよオマソコを覆うシールドを外す。
ゆきのの下腹部を縦に覆う金属板を手前に開くと、尻の部分で背中へ繋がっているワイヤーにぶら下がるような形でゆきのの股間に垂れ下がった。
ゆきのの白い下腹部には薄っすらと赤くシールドの形が残っていて、皮膚の表面の感じが素肌と少し変わっていた。
もちっとした素肌に産毛が煌くのではなく、湿ってややべっとりとした感触の肌。
指でついっと擦ると、僅かだが垢が捩り出されてくる。
「やあん! ちゃんと脇から洗ってるんだけど、指1本くらいしか入らないから……」
「いや、それなりに良く洗えてると思うぜ」
いよいよオマソコのチェックだ。
考えてみれば、俺は女の子のソレを克明に目の当たりにしたことなど無かった。
しかしまぁゆきののは何度か見てるし細部もネットではさんざん見てるし、今の俺は管理者モードになっているので、純粋に汚れやキズのチェックに専念する。
視界にゆきのの細い指が割り込んで来た。
「やっぱ自分で洗うゥ!!」
「それはダメだ」
俺はやんわりとその手を払い除けた。
「うー」
ゆきのが不満そうに唸るが、無視。
大陰唇と呼ばれる左右の美しい膨らみは、中央の切れ目の内側に一部直線状の圧痕がある他はキズなどないが、無毛の恥丘はシールドの圧迫の影響で、全体的に赤くなっている。
ばっくり開いた小陰唇は内側に蜜をたたえ、糸を引くとまではいかないにしろ、シャワーに濡れた内股に別な輝きを持つ液体を垂らし続けている。
「ベルトも外すぞ」
「うん……」
無骨なピンと穴で構成された嵌合部をしっかり両手で掴んでバシンと外す。
ゆきのの肉の圧力と、ステンレス板のしなりによって、ともすれば手が弾き飛ばされそうなほどの衝撃がある。
ゆきのの腰から貞操帯全体を外し、洗い場に置いた。
「へへへ、素っ裸御無沙汰ぁ!」
ゆきのが自分で言って笑う。
早速俺はゆきののマソコのビラビラを指で左右に押し開いた。
「いやっ!」
反射的にゆきのが腰を引く。
「お前なぁ!」
「ご、ごめん、つい……」
観念したようにゆきのが腰を突き出した。
「今度手錠も買っとくな」
「ひいい…… ちゃんと手を頭の後ろで組みますからぁ…… 手錠いらないよぉ……」
最初の時のポーズを思い出したように、頭の後ろで手を組んだ。
あらためてマジマジとオマソコの中心を見る。
さらに肉のヒダの溝も見る。
驚いたことに本当に良く洗えていて、恥垢に類するようなものの存在を認めない。
匂いを嗅ぐ。
「ギャッ! 何もソコまで!」
「いいから黙ってろ」
俺はゆきのの尻を抱いて、腰が引けないようにした。
俺がさらに鼻を近づけると、目の前で大きかったクリトリスが更にピクンと膨らみ、表面がテカテカになった。
と、同時にオマソコの穴からドロリドロリと恥ずかしいほどに勢い良く蜜が溢れた。
「ふっ…… はふっ……」
抱いた腰がブルブル震えている。
「どうした?」
「ちょ、息止めろよォ…… そんなのひどいよ…… 生殺しのうえにそんな…… 鼻息かかっても感じちゃうのぉ…… ぐすっ……」
涙声だったのでちょっと驚いた。
「舐めてよぉ…… 今日で5ポイントでしょ? ねぇ…… お願い……」
俺は舌を出して、べーっと伸ばし、先端をクリトリスにゆっくりと近づけた。
「はぁっ……! はあっ!! はあつ!!!」
期待の興奮でゆきのが不規則な荒い息をしている。
さらに近づける。
「はあああっ!はあああっ!!! はやくううううう!!」
腰をクイクイと動かす。
俺はすっと舌を仕舞い、シャワーを取った。
「ゆきのはまだ快感剥奪の本当の恐ろしさがわかってないよ」
俺は言いながら、ゆきののマソコにゆるくシャワーを掛けて、石鹸の泡を指に取って、丁寧に中を洗った。
「ひ…… ひ……」
事態が飲み込めず、立ったまま困惑するゆきの。
俺はそんなゆきのを放置し、貞操帯の内側を良く洗った。
「ねっ…… ねぇ……」
ボディスポンジに石鹸をとり、貞操帯に覆われていた部分のゆきのの肌も良く洗った。
ゆきのと貞操帯を良く漱ぎ、貞操帯を取ってゆきのの腰にベルトを回す。
「ちょ! ねぇっ!! 約束は?!!」
「焦るなよ。ちゃんと守るぞ? だいいち、最後のポイントはまだだろ?」
「ひ! ちょ! そんな!」
俺は困惑するゆきのの腰ベルトを閉じ、尻部分のケーブルを引っ張って、オマソコのビラビラを絞り出してシールドを閉じた。
「いやああああああああああ!!!」
俺が南京錠を閉じる金属音が、湿気の篭った風呂場に、妙に乾いて響いた。
「生理中でこの程度の汚れなら、安心してメインロック掛けっぱなしにできるぜ」
「ひいい!!」
「良く考えてみろよ。ゆきのはずっと処女でいいんだろ? だとするとこのメインロックは貞操帯の汚れや脱毛のメンテナンスのためだよな? ゆきのはパイパンだから脱毛メンテ不要、そして今、汚れのメンテもほぼ不要だってわかったから、俺はメインロックの鍵はもう持ち歩くのやめてオヤジの貸し金庫に移すよ」
「ひいっ! そんな!」
「でもゆきのはそれでいいんだよな。そうされるのが好きなんだろ?」
ご褒美お預けになりそうな予感に真顔で震えていてたゆきのは、なにかが頭の中でピカツと繋がったらしく、突然顔を真っ赤にして上気しはじめた。
「あああああああああ!! うあっ! うあっ! うあっ!」
「大丈夫だぞ、ゆきのはこれから、尻だけで生きて行けばいんだから。さ、ご褒美タイムだ」
「ご褒美もらっていいのォ……? グスッ…… グスッ……」
「ああ、もう尻で試していいかもしれないからな」
「お尻って……?」
「今日もきれいにしてんだろ?」
「うん…… グスッ……」
「なら、ここで四つん這いだ」
ゆきのはようやく俺の意図が飲み込め、何とも言えないグチャグチャの蕩けた表情で俺を見てから、素直に四つん這いになった。
俺は手近に置いておいたローションを取り出す。
生挿入には激しく興味があったが、俺よりゆきのに何かあったらいけないのでコンドームをつけた。
慣れたらナマでもなんでもできるから。
ゆきのの腰に手を掛け、貞操帯のベルトを少しずり下げて、お尻のケーブルに僅かな遊びを作る。
手にローションを取り、随分使い込んだのに清楚の形を保つゆきののアヌスに塗りこむ。
「ひやああああ……」
最初は指挿入。
もうこの程度では奇声を上げない。
「まだカタイぞー」
「ぐすっ…… わかってるよぅ…… ン……!」
「おお、きたきた。もう少し…… 押し出すようにいきんで」
「うーん……!」
ぷわっと穴が緩んだ。
俺は一度指を抜き、ローションをどっぷりまぶして再度尻の穴に差し込んだ。
今度はほぼ無抵抗に刺さる。
二度目のローションの目的は内部の潤滑だ。
手を肛門に添え、直近からローションを垂らして指を動かすと、ローションはゆきのの中へと染み込んで行く。
中もトプトプにぬるんだ頃を見計らい、指を抜いた。
「もういいかな」
俺は自分のチソコのコンドームの上からもたっぷりとローションを塗り込み、ゆきのの尻にあてがった。
俺の目の前に広がるゆきのの背中と、腰のライン、それを残酷に横切る貞操帯のベルトが、俺を視覚的に超興奮させる。
俺は尻のワイヤーを充分脇へ押しのけてから、ゆっくりとチソコを押し付けた。
亀頭半分ほどは、なにもせずに勝手に埋まる。
そこで抵抗がある。
「ああっ!」
「さぁ、また思い出せよ? しっかりいきむんだぞ」
「あうっ…… うん…… はン〜〜〜……! ン〜〜〜!!」
一瞬押し戻され、とたんに先端がごわっ!と熱の枠に包まれた。
「アーーーーーーーーーッッ!!!」
不覚にも俺の方が一瞬思考停止してしまい、その未知の快感に心を奪われていると、ズーーンとめくるめく快感の重さがチソコの軸を支配した。
ゆきのがつーっと尻を俺方向へスライドさせたのだ。
「はぁぁん!!」
知らぬ間に俺のチソコは全部ゆきのに呑み込まれていた。
熱い!
きつい!
きもちいい!!
アナルやみつきになるっていうけど、これはスゴイ!!
俺は遅れを取らぬよう、腰を前後に動かした。
「ちょ、わーッ!! 焦んないで! 向きチガウーー!!」
「えっ?」
「アハァ…… おしりとろけるほどきもちいい…… でもその向きチガーウ」
「こうか?」
俺は突く角度を変えた。
「アアアッ!! スゴイ! それっ!」
俺は安心して、スピード遅めで突き始めた。
自分ではどんなに工夫してもチソコ全体が熱の渦に包まれるという状況は作れない。
こんにゃくを温めるとかも聞いたことがあるが、常に体温の温度で維持するのは難しいだろう。
人間の肉の穴の、恐るべき気持ち良さ。
環状に締め付ける分厚いゴムリングのような括約筋。
果てしなく突いて突いて突きまくりたい。
「スゴイ! 太い! 奥まで満たされてるのに! 入り口まで全部太い! それに…… 熱いよ! ああああああ!!」
ゆきのもすごく感じているようだ。
「今までの! 栓てぇ! 奥がぁ! 太くてぇ! 入り口がぁ! 細いのってぇ! 残酷だったよぅ! あれって、イカさないためのンッ! 栓だったんだねぇッ!コレっ! これッ! イケそう! イケ! ちゃう! 半分くらい! 昇ってッ!」
ゆきの、本当にイクのか?
イクといっても、緩くイクだけなのか?
俺は快感に任せて突きながら、ゆきのが満足しながら心が堕ちる方法を考えた。
「お先に、俺の分をもらうぞ」
「んあっ! んあっ! 何?」
俺は問い返しを無視してガンガン突いた。
オナニーとは比べ物にならないチソコを刺激する仕掛けの束に、どんどんチソコの軸が熱くなり、ついにドバッと射精した。
「うっ」
「はぁあああ!! 何したのッ? 膨らんだぁああ!! きもちいいいい!!」
精液が出る時に少し膨らむのだろう。
「俺、出ちゃったから、一休みな」
「ええええええ〜〜?? イイとこなのにィィ!!」
「だって俺がもらう方が先だろ?」
「そんなぁあ」
俺は少しずつスピードを落とし、ズルンと抜いた。
「ああん……」
ゆきのは四つん這いのまま、肩で息をしている。
「立って」
「ああ…… このままなんて…… ひどいよぅ……」
「ちがうよ。ここからがゆきののご褒美さ」
「えっ?」
裸のままゆきのを抱き締め、唇を重ねる。
ゆきのとつきあうようになってから、初めての一番恋人らしいキスかもしれない。
俺の胸に触れるゆきのの胸の弾力が心地よく、肌のつややかさやゆきのの体温と相まって、女の子を抱いているという実感をフィードバックしてくる。
お互いの心臓のドクドク言う音を確かめながら、口を離しては吸い、角度を変えては吸い合う。
唾液の送り合いになるとちょっとふざけた気分が混じってきたが、ゆきのの唾液は比喩でなく、本当に甘露に思えた。
口を吸いながら俺は少し体を離し、ゆきのの胸を弄んだ。
この世にこんな柔らかな丸みがあるのだろうかというほど手の感触が心地よい。
乳首を弄るとキスしながらゆきのがビクビクと反応した。
「もあっ! もあああン! ぷあっ。 すごいよ。胸が吸い取られる……」
胸をすこし乱暴に揉み絞る。
「はぁーーーーーっ!! なんか尖る! 尖る!」
乳首の先がツンとくる感じを表現してるのか、『尖る』を連発するゆきの。
俺はゆきのの後ろに回り、背中からゆきのを抱いた。
この角度から見ると、いまさらながらゆきののプロポーションの良さがよくわかる。
こんな素敵な子を俺の自由にしているなんて信じられない。
「ただしクン、素敵になったね。カッコイイよ」
背中を俺の胸板に擦り着けながら言う。
「ゆきののおかげだよ。こんな面倒くさがりやの俺が、ジムこんなに続いてるんだから」
「ウフフ……」
話が馴れ合いに流れないうちに両乳首をつまみ上げる。
「ひぃうっッ!! あはあ! 乳首抜けちゃう!! おっぱい捻(よじ)れちゃうっ!」
乳首を前方に引くように、少し乱暴に引っ張り、左右それぞれクイクイと捻ると、それに合わせて三角錐に近く伸びたオッパイが回転する。
中指と親指で乳首をつまみ、先端を人差し指でコリコリと爪弾く。
「アッ! アッ! アッ! 電気が! 電気が! 電気が走るよ! 先っぽから、体の中へ!!」
体を捩って逃れようとするので、両腕を締めて胸郭をホールドし、またキューッと引っ張ってコリコリした。
「アアーーッ!! アアーーッ! 胸だけでイクよう! そんな、そんな、そんな…… ウ……イ……く」
俺はパッと手を離した。
「え?」
ゆきのの表情は見えないが、愕然とした雰囲気がはっきりわかる。
「はひッ! はひッ! やあぁぁ…… ただしクン意地悪ゥ…… ……まさか……わざと?」
「あたり」
「い、いやっ! ひどいよ!」
「『ひどい』は終わったあと言ってくれ」
「でもぉ……」
俺は左手でゆきのの乳首をつまみながら、右手をまだ自慰防止板の嵌まっていないスリットへと這わせた。
ゆきのの体と胸で見えないので、手探りで肉の襞を上方向へなぞり上げ、木の芽に触れたところで指を止めた。
「ひうッッ!!」
刺激を渇望している肉芽を触られ、ゆきのはビクンと全身を硬直させた。
俺は極めて慎重に指先を動かし、その小さな肉の突起を指でそっと撫でた。
ガク!ガク!ガク!と指先の僅かな動きに反応して、魚が跳ねるように硬直するゆきの。
「ハアアアアア!!! いやっ! 飛ぶ! 飛んじゃうッ!」
「飛ぶッ!」
「飛ぶッ!」
「飛ぶッ!」
円を描くように、超軽いタッチでずっとこね続ける。
「かヒッ! イヤッ! くヒッ! ああっ! あんッ! あんッ! あんッ! あんッ! あんッ! あんッ! あああああああ」
おっと。
指を止める。
「キヒイイイイ!! あとちょっとなのにいイイイイイイ!!!!! エーーン、エフッ……! エフッ……!」
とうとう感極まって泣き出した。
ゆきのをこちら向きに回して、またキスからリセット。
「エエエエン……! ちょっと、何考えて…… あむゥ…… ン……」
鼻水のたっぷり混じったしょっぱいキス。
「むウウウウゥンンン…… ンンーーーーン……」
いいように俺に吸い回され、顔は涙でぐちゃぐちゃ、目は虚ろだ。
俺は背を屈め、ゆきののおっぱいを吸う。
「ひあああああ! ああ! 吸われただけでェェェェ!!」
おっと。
口を離す。
「キイイイ!! キイイイ!! あたしホントに狂うよ! ああん、もう! 破裂しそううううう!!」
ダンダンと踵で風呂場の床を踏み鳴らすので、さすがに俺もちょっとビビった。
一度立って、さっきと同じようにゆきのを背中から抱き、耳元で囁く。
「大丈夫。最終コーナー曲がって、あとは直線コースだ」
「ううう……」
ここまでくれば大丈夫だろう。
俺は自慰防止板とそれ用の南京錠を手に握り、また背中側から抱いてクリトリスを刺激し始めた。
「ハァーーーーーーッ!! 欲しかった刺激だよぅ…… ただしクンありがとう…… ンンーー!!」
本当に指でイかせるつもりで、スリット内部とクリトリスを刺激する。
「ハァッ!」
「ハァッ!」
「ハァッ!」
「ハァッ!」
「ハァッ!」
「ハッ! ハッ! ハッ! ハッ! きたきたぁ!」
今度は俺はゆきのの前に屈み、舌でスリットを舐め上げる。
「ひウッ!! すごい! もうイク!」
追加で2,3回舐め上げ、イク直前で俺はゆきののビラビラを拡げて自慰防止板を取り付けた。
カチッと南京錠の閉まる音で我に返ったゆきのは、物凄い形相で悲鳴を上げた。
「キャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」
呆然とするゆきのを引き倒し、四つん這いにして、尻のケーブルを除け、ゆきのの尻の穴に俺のチソコをあてがった。
「ま、まさか!」
「そうだ。もうゆきのはオマソコもクリトリスも忘れて、ケツだけでイクんだ」
「イヤッ! イヤッ! そんなの惨めすぎる! クリで! クリで最後まで! 最後までイカせてよう!!!」
「だめだ」
おれはさっきのアナルファックで充分にほぐれているゆきのの尻の穴に、俺のチソコをズルーーッと全部突っ込んだ。
「アアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」
喉が裂けるんじゃないかと思うほどの超大絶叫のあと、ゆきのはパシャパシャとおしっこを漏らした。
ガクーンと引き付けていた体が、ガクガクと痙攣を始める。
「そん…… な…… お尻で…… イク…… なんて……」
息も絶え絶えに声を絞り出すと、くたっと全身脱力した。
俺は脱力したゆきのをどうしていいかわからず、とりあえずもう1回出させてもらおうと思い、ゆっくりと前後に動かし始めた。
すると数ストロークは脱力していたゆきのが、急にギュギュギューッと括約筋を締め始めた。
「うおおおおお!」
思わず叫んでしまった。
ギチギチに硬くなった尻を少し動かすと、ゆきのがブルッと痙攣した。
俺のチソコは熱の襞に包まれ、もうあっと言う間に射精していた。
ゆっくりと抜くと、俺は腰の力が抜け切って、ゆきのの傍にペタンと座った。
ゆきのは四つん這いが崩れた状態で横倒しとなり、股と尻をヌラヌラに光らせて、満足そうに寝ている。
「アアン……」
時折、ブルッと震えて、短く鼻にかかった喘ぎ声を出す。
俺はシャワーを出して、ゆきのが漏らしたしっこを洗い流し、自分のコンドームを始末した。
「うう〜ん」
それから15分ほどして、そろそろ起こさないと冷えるぞと思ったころ、ゆきのがむっくり起き上がった。
「お湯漬かるぅ〜」
ボソッと言って浴槽にお湯を張り始めた。
「ただしクンもドゾー」
「いいのか?」
「ふにー」
急に真顔になってブルッと震える。
「あーブルッと来た。すごいよ、まだイッてるみたい。脳みそトロトロだおー」
「さて、『ひどい』は?」
ゆきのは浴槽に漬かりながらプーッと頬を膨らませた。
「やっぱり、ひどーい」
「えーっ? ちゃんとイッたじゃないか」
「お尻、覚えさせられちゃったぁ」
「まぁ、それが目的だからな」
「それで、あたしのこと『ケツマソコ奴隷』とか呼ぶ気でしょ?」
いきなりゆきのの口から出たので驚いた。
「そっ、それは煽り用だから……」
「いいよ、あたし。フェラ奴隷でもケツマソコ奴隷でも。やっと思い通りの存在になれたから。ここまでお尻がイイのは計算外だったけど。オマソコ封印されたまま、ただしクンも楽しめる、あたしもご褒美もらえる存在になれたから」
「そうだな」
「またポイントよろしくね。やっぱり5ポイント?」
「そうだな、あんまり達成ポイント高く設定すると、俺も我慢できないからな」
「ハハハ、ただしクンも貞操帯しなよ。管理してやるよー?」
「気をつけないと、どっちが管理者だかわからなくなるな」
「それって、色々な貞操帯HPに書いてあったじゃん」
「うん。今まさに実感してるよ」
「ゴクローサマ。アハハハハ ……う」
「どうした?」
「なんかお尻緩めるとお湯が入って来そうゥ〜 拡げ過ぎだよ」
「そのうち治るって」
「ぶー」
しばらくゆきのとクッダラナイ話して、風呂から上がった。
「尻どうする? 栓がないと漏れそうか?」
「ううん、平気だと思う。家族旅行前だから栓はかんべん」
「大丈夫ならいいんだ。ゆきのが言うように、お互い『慣れ』を安定させる期間にちょうどいいから、自分の良いと思った状態でいいぞ。持つだけ持って行くか?」
「いらない。もう、いきなり心配性だなぁ」
「まぁな」
俺はテレかくしに笑ってみせた。
帰り、ゆきのを家の近くまで送って行くと、急に寂しさを感じた。
「なんかちょっと会わないと思っただけでも寂しいね」
「夏休みだってのに毎日会ってたからな」
「うん」
「ま、どーせ毎日メールするだろ?」
「うん」
「じゃあな」
俺は家に帰ったあと、あれだけゆきののケツに出したというのに、またオナニーしてしまった。